「あなたの過去世は猫です」と言われて何がわかるのか? 2021/10/11(月)

数日、アップロードをサボってしまいました。

この日は、メキシコ出身でカナダ在住のAさん、ケニアのメンバーとの会合、ラテンアメリカのメンバーとの会合をしました。

ケニアの人たちからは、色々質問を受けました。面白い質問が多く

(1)仏教で輪廻転生を教えているが、動物に生まれたり、人間に生まれたりする原因はなんなのか?

(2)仏教から科学的な真理はどのようにとられているのか

などの質問を受けました。

テレビなんかでも、

「あなたの過去世は猫でした」とか
「あなたの過去世は、武士でした。落武者の霊がついてます」とか、言っている人が時々出てきますので、

前世などに関心があるからでしょう。

仏教を説かれたお釈迦様は、仏の悟りを開かれた方で、大宇宙の真理を体得された方です。

「我は勝者なり、我は一切の智者なり」

と、35歳で悟りを開かれたときに仰った、と言われていますが、では何でもわかっておられたのか。

もちろん、そうだと思いますが、しかし、私たち人間の生きている目的に関係ないことについては、お釈迦様は戯論と言って、戯れの議論、議論のための議論であって意味がない。

そういう議論はできるだけ避けていった方が良い、と言われています。

ケニアのメンバーは若い人、特に学生が多く、知識欲が旺盛なので、こういう質問をしたい気持ちもわからなくもないですが、最も大事な生きる目的に気づくように、話をしていかねばならないな、と思った一日でした。

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