「うちの子に限って・・」親はなぜそういうのか? 2021/10/21(木)

『至言は耳に逆らう』

今日は、スウェーデンにいるインドネシア出身のK君に、三世因果の道理について話をしました。

三世因果の道理とは、仏教の因果の道理は、過去、現在、未来の三世を貫く道理である、ということです。

その関係を教えた言葉に、因果経というお経のお言葉があります。

『過去の原因を知りたければ、現在の結果を見よ。
 未来の結果を知りたければ、現在の原因を見よ』

つまり、過去や未来の原因や結果を知りたければ、現在受けている結果と、今やっている行いを正確に見なさい、ということですね。

ところが、私たち人間には、自惚れ心があって、なかなか自分のことは正しく見れません。

子供が悪いことをして、学校で先生に叱られたり、警察に捕まったりすると

「うちの子に限って・・・・」

というのが親の常の言葉だそうです。

自分の子供でさえ正しく事実を受け入れ難いのに、自分のことは尚更ですね。

至言は耳に逆らう

というのは古今東西変わらない真実だと思います。

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