今日は、週に一回日曜日の定例のテンプル勉強会です。
正信偈の『得至蓮華蔵世界』について話をしました。
蓮華蔵世界とは、蓮華の花が咲き誇った世界、ということですが、仏教では、花といえば蓮華です。
極楽に咲いている花も、蓮華のみだと説かれています。
それはなぜかと言いますと、蓮華には、真実の信心を表す特徴があるからです。
蓮華の花の特徴を持った信心を獲た人だけが、行ける世界が蓮華蔵世界である、ということです。
蓮華の特徴とは五つありまして、蓮華の五徳、といいます。
(1) 淤泥不染の徳
(2) 一茎一花の徳
(3) 花果同時の徳
(4) 一花多果の徳
(5) 中虚外直の徳
意味は難しくなるので、今回は省略しますが、興味のある方はまたお尋ねください。
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