今日は、週に一回のスペイン語での会合です。
今日は、人生の目的の特徴について話をしました。人生の目的の特徴は三つあります。
万人共通唯一
一つに、人生の目的は、万人共通唯一のものです。
こういうと「生きる目的なんて人それぞれでしょ」と反論してくる人がたくさんあります。
反論しなくても「そんな生きる目的なんてないよ」と内心思っている人がほとんどだと思います。
しかし、人生の目的は人それぞれ、と思っている人は、
【趣味や生き甲斐】と【人生の目的】とを混同しているのです（私は近藤ですが・・・。親父ギャグ）
趣味や生き甲斐が生きる目的にならないことは、次の特徴を知ればよくわかります。
これ一つ達成すれば、いつ死んでも悔いなし、というもの
そもそも人生の目的、というのは、それを達成すれば悔いなし、と言えるものです。
目的の定義がそういう意味だからです。
これは、場所と目的の関係がわかればすぐ分かることです。
例えば、レストランに来た目的は何かというと、食事をすることです。
食事さえ済ませば、時間がなくてすぐにレストランを出ても満足できます。
家族と一緒にいれば、お喋りをしたり、携帯を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたりしてもいいですね。
レストランでできることは色々ありますが、食事をする目的以外のことは、人生でいえば、趣味や生き甲斐です。
もし、人生に時間がなくなって（つまり臨終になって）趣味や生き甲斐ができなくても、目的さえ達成していれば、満足して死んでいくことができます。
臨終でも達成できる
そして三つ目が、臨終でも達成できる、というものです。
趣味や生き甲斐は、臨終にはできなくなります。
スポーツ、できませんね。
仕事、できませんし、死ぬ間際になってやりたくないですね
旅行に行く、美味しいものを食べる、もできませんね。
趣味や生き甲斐は、臨終にならなくても、歳を取ったら難しくなるものも多いです。
人生の目的は、これ一つ達成すればいつ死んでも悔いなし、と言えるものですし、臨終にも達成できる。
そういうものは、万人に共通して唯一のものです。
その万人共通唯一の人生の目的を教えられたのがお釈迦様で、そのお言葉が、有名な
『天上天下唯我独尊唯我』
なのです。
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