今日は朝から、世界のメンバーの会合で、常行大悲の幸せについて話をしました。
これは、阿弥陀仏に救われた人が得ることができる10の幸せ(利益)のうちの9番目です。
その後は、月に一度のテンプルの大掃除
その後、学びの会合がありまして、夕方は、スペイン語でメンバーの人たちからの質問に答えました。
メキシコのDさんからの質問でしたが、家族を大事していて、一生懸命仏法を伝えようとしていますので、素晴らしい質問をいただきました。
ご主人のお姉さんに仏教の話をしているのだけども、本人が禅仏教もやっていて、親鸞聖人の教えとどちらにしようかと迷っているそうです。
ご本人が、親鸞聖人の仰っていることが正しいよ、と言っても「そんな証拠、どこにあるの?」と言われて納得して貰えなかった、ということだそうです。
どう説得すれば良いか、という悩みでしたが、結論は、
説得する必要はさらさらなし
です。
みなさん宗教というと、信仰を強要されたり、無理矢理入信させられたり、ということを想像してしまう人も多いかと思いますが、親鸞聖人の教えに関して言えばそんなことはありません。
全ては、仏縁、仏教では
宿善まかせ(御文章4帖目15通)
と言いまして、その方がご縁があれば聞かれるし、ご縁がなければ聞かれない。
それに、達成すれば、いつ死んでも後悔しない幸福を教えられている仏教を、聞きたい人は世界中に溢れていますから、ご縁のない人に時間をかけるより、ご縁のある人を探した方が良いと私は思っています。
それで、Dさんには、
説得する必要は全くありません
と答えました。
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