今日は、週一回のテンプルでの会合
そのあとは、メキシコのDさん、ウガンダのO君に話をしました。
メキシコのDさんからは、歎異抄の
「天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし」
についての質問がありました。
特に、キリスト教では神、というのが言われますが、仏教にも神がいるのでしょうか?、という質問でした。
これは、仏教を学ぶ上で、よく知っておかねばならないのですが、仏教では、
諸神の上が菩薩
菩薩の上が諸仏
諸仏の上が阿弥陀仏、であります。
親鸞聖人は阿弥陀仏から救われたら、その弟子の諸仏、菩薩、諸神が揃って、頭を下げて褒め称える、と言われています。
日本では、普通、神に向かって頭を下げます。
鳥居があるとなんとなく頭を下げたり、柏手を売ったりする人が多いですね。
家の壁に、鳥居が書いてて、なんでこんなところにかいているんですか?と家の人に尋ねたら
「立小便で困っていたんですが、これを書いてからピタッとなくなりました。ご利益がありますね」
と言っていたそうですが、人間の方から頭を下げるのが神だと思っています。
それに対して、
『天神地祇も敬伏する』
と仰った親鸞聖人のお言葉は驚きですね。
コメント