今日は私の先生から、仏教の本について聞かせて頂きました。
仏教の本=根幹、と言うことで、根っこや幹に当たるもっとも大事な教え、と言うことです。
これがなければ仏教、という木が枯れたり、倒れたりするものですが、それは、
善因善果・悪因悪果・自因自果
(良い種を蒔けば、良い結果が生まれてくる
悪い種を蒔けば、悪い結果が現れる
自分の蒔いた種は全て自分に結果が現れる)
という因果の道理です。
因果応報とか、自業自得とも言われますね。
ところが、私も反省しかありませんが、
良い結果が返ってきたときには、因果の道理間違いない、
因果応報だと素直に納得できますが、
悪い結果が返ってきたときには、
あの人のせいだ、この人のせいだ、こういう理由があったからだと
原因他人論にしてしまいます。
そんなとき、
「私が悪かったんです」
と全面的に自分に原因があることを認めるのを、仏教で、懺悔(仏教では”さんげ”と読みます)と言います。
謝罪や反省とは違います。
謝罪などは、何か不祥事があった際に、会社の役員が頭を下げていますが、内心
「会社のために俺が、頭を下げてやっているんだ」
という気持ちかもしれません。
もしそうなら、
「全く私の責任です」
という懺悔とは違いますね。
そして、懺悔することができれば、苦しみはスーッとなくなってくる、とも教えて頂きました。
これは苦しみを除く特効薬です。
心からの懺悔をして、向上していきたいと思います。
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