今日も、カナダのAさん、ケニアからD君、G君、S君が参加しました。
夕方は、スペイン語の会合、そしてそのあとは、ベトナム、メキシコ、ケニアなどから参加したワールドミーティングでした。
そのミーティングでは、親鸞聖人の先生である、法然上人について話をしました。
世間では、
というカテゴリー分けがされて、お二人の教えは違うように思われています。
実際に、歴史や宗教の本、それを解説したYoutubeなどをみても、そのような解説がほとんどだと思います。
しかし私は、そうではなく、法然上人の教えをそのまま教えられたのが親鸞聖人である、と思います。
その根拠は色々ありまして、まず
『曠劫多生のあいだにも
出離の強縁知らざりき
本師源空(法然しょうにん)いまさずは
このたび空しく過ぎなまし』
と、親鸞聖人は「法然上人のおかげで親鸞は救われた」と言われています。
また「浄土真宗を教えられたのは、法然上人だ」と色々なところで仰っています。
有名なのは正信偈、というお勤めの時に読む本です。
『本師源空明仏教 (本師源空は、仏教に明らかであった)
憐愍善悪凡夫人 (善悪の凡夫人を憐愍して)
真宗教証興片州』(真宗の教と証を片州に興された)
「真宗の教と証」とは「浄土真宗の教えと救い」を、
「片州」とは「にほん」のことですから、
『浄土真宗を日本に広めたのが法然上人である』
と言われているのです。
ですから親鸞聖人は、浄土真宗を日本に初めて教えられたのは法然上人である、と言われているのです。
親鸞聖人の教えを学び、伝えることを使命としている親鸞学徒としては、是非知っておきたい事実です。
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