仏と菩薩
今日は、モントリオールのAさん、午後からはケニア対象の会合、メキシコのスタッフからは、コスタリカの人が仏教を聞きたいと言っている、ということを聞きました。
ケニアのメンバー会合では、学生のG君から、仏と菩薩の違いについて質問がありました。
皆さんは、仏と菩薩との違い、わかりますか?
お寺に行ったり、京都に行って、仏像を見ても、ほとんど同じ顔、座ってたり立ってたり、手が何本もある、とか、そういう違い、ほとんど一緒、と思っている人が多いと思います。
ところが仏様と菩薩とは明確な違いがあります。
仏とは如来とも言いますので、仏と菩薩は、仏教の学問的には以下のような意味ですね。
如来とは、真如より来現した人という意味です。
菩提薩埵ということで、真実の仏教を求める人を言う。
仏とは?
真如とは真理のことです。この場合の真理とは、数学的な真理、科学的な真理ではなく、
『全ての人が本当の幸せになる真理』
です。
ですから、如来、仏様とは、全ての人が本当の幸せになれる真理を体得し、それを私たちに教え、本当の幸せに導いてくれる人のことです。
菩薩とは
菩薩とは、英語では、Bodhisattva、と書きます。
Bodhi=真理、ダルマ、とも言いますね
Sattva=求める
ですから、真理を求める人、この場合の真理とは、仏の悟りのことですから、仏の悟りを求めている人を菩薩、と言います。
誰でも菩薩になれます!!
ですから、皆さんがもし、本当の幸せを知りたい、本当の幸せになりたい、と思って、仏教を真面目に聞いているならば、皆さんも菩薩、ということですね。
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