こういう人は詐欺にあうし、迷信をすぐ信じて不幸になる
詐欺に遭いやすい四つの特徴
実は、デマに惑わされる人と、詐欺にあいやすい人とは共通点がある、と言われています。
実は、デマに惑わされる人と、詐欺にあいやすい人とは共通点がある、と言われています。
デマに惑わされる人と、詐欺にあいやすい人とは共通点がある、と言われています。
それはそのまま、迷信をすぐ信じてしまう傾向もあるのではないかと思っています。
まずその共通点4つですが、以下の通りです。
実は、デマに惑わされる人と、詐欺にあいやすい人とは共通点がある、と言われています。
それはそのまま、迷信をすぐ信じてしまう傾向もあるのではないかと思っています。
まずその共通点4つですが、以下の通りです。
- ①自分だけは特別という考えを持っている
- ②とにかく不安を感じている
- ③基礎知識が不足している
- ④単純すぎる現実認識をしている
今日は、
2、とにかく不安を感じている、について解説をします。
未来に対する不安はみんな持っている
人間は、とかく未来に不安を感じるものです。
学生ならば、受験がうまくいかなかったらどうしようか?
もしくは、就職がうまくいかなかったらどうしようか?
いい歳になれば、自分は結婚できるんだろうか、とか
老後はどうなるのか?
など、未来に不安なことがあると心配ですね。
TKO木本さんの場合
今回、TKOの木本さんの巨額投資トラブルの報道がされてますが、これも未来に対する不安が大きな原因ではないかと思ってしまいますね。
芸能人の人は、人気がいつ無くなるかわからない。
将来は非常に不安定です。
報道を聞いてますと、木本さんは、最初で少、ビギナーズラックなのか、当市で少し儲けて、興味を持ったところに、しばらくすると今度は損をして、勉強しなきゃ、となった。
仲間と投資の勉強をしている時に、FXの(自称)天才(?)と言われる人に出会って、お金を預けてしまった。
そして、仲間にも紹介した、という流れがあったようです。
ところが、その人が実は投資してなかった、ということが発覚。
人気商売の芸人さんの木本さんは、今後の仕事への影響なども考えて、自腹を切って、誘った人たちの資金を補填したそうです。
ここにも、人間の未来に対する不安が現れています。
その後、不動産投資の詐欺にまた引っかかったのも、とにかくお金をすぐに増やしたい、という思いがあったように思いますね。
これは、3番目の「基礎知識が不足している」と
4番目の「単純すぎる現状認識をしている」
ということとも関係してきますが、投資に対する無知、と、相手が「返済する気はある」という言葉を、単純に信じ切っている、ということが、問題を拗らせているように思います。
以上の言葉、中田敦彦さん(あっちゃん)のYoutubeでの解説がわかりやすかったので、引用しておきます。
無常を教える仏教
以上のように、経緯を客観的に見れば、完全に木本さんは騙されてしまっており、すぐに自己破産をして、手仕舞いしてしまうことが最良だと思いますが、とにかく未来に対する不安があるので、そのようにはできない現状だと思います。
でも、仏教では、全ての人は必ず最後死んでいかねばならない、と教えられます。
これを仏教の無常観と言いますね。
『自分は死なない』と思っている現実
そんなことは知っているよ、と思うかもしれませんが、でも皆さん、
「明日死ぬ、と思いますか?」
と尋ねたら、
「そんな馬鹿な」
と鼻で笑うんじゃあないでしょうか。
ところが、明日になったら、また「明日は死なない」という心になります。
その次の日も、次の日も死なない、と思う心ですから、結局は永遠に死なない、と思っていることになりはしないでしょうか。
だから、無常、という言葉は知っていても、それを理解していない。
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり』
の平家物語の冒頭は有名でも、諸行無常の真実を、本当は分かっていない、ということだと思います。
しかし、未来はなんとなく不安。
そういう、言葉にできない不安を抱えているのが人間だから、TKO木本さんのように、こういった類の投資トラブルに巻き込まれる人が多いのではないかと思います。
『諸行無常』の響き
言葉にできない不安を、仏教は『諸行無常』という言葉で表されていると思います。
また、親鸞聖人は
『煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界はよろずのこと皆もって、そらごと、たわごと、まことあることなし』
と歎異抄にズバリ、仰っています。
是非、その親鸞思想を多くの人に学んでいただきたいと思います。
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