人は他人のためにお金を使うことで幸せになれる

https://ishes.org/happy_news/2012/hpy_id000651.html

幸せ経済社会研究所

高橋ダンさんの動画「僕の来年の目標」

私の好きな、投資系Youtuberの、高橋ダンさんの【来年、僕の目標】という動画を拝見しました。

この方は、元ウォール街のヘッジファンドマネージャーで、裁定取引専門家です。

いわゆるFIREの民ですね。

しかし、動画の中で、自分の利益、自分がお金を稼ぐことだけを考えていた時にはとても痛かった、辛かった、と言っていました。

そして、辛いことがあり、ひょんなことで、母国の日本に戻ってきて、Youtuberとしてデビューして、投資に必要な情報を、発信していくことで、日本人の私たちから、
「ダンさん、ありがとう」
「今日も、動画を上げてくれて嬉しいです」
「いつも参考にしています」
などの感謝をいただくことで、それが生きがいになり、幸せにつながっている、と言っていました。

そして日本を、自らの作ったPostPrimeという会社を使って、強くするのが自分の生きがいであり目標だと語っておられました。

とても感動したと同時に、本当にそんなことができるのか、という疑いもありますが、チャレンジする精神は、素晴らしいと思いました。

幸せを買う方法

最初に、引用にも上げましたが、

https://ishes.org/happy_news/2012/hpy_id000651.html

幸せ経済社会研究所

2021年4月から公開されているTEDトークでも『幸せを買う方法』として、他人のためにお金を使うことで、人間は幸せになれる、とあります。

私は仏教講師・浄土真宗講師の立場として、仏教でも、自利利他、と言って、他人を幸せにするままが自分の幸せになる、という教えがあります。

自利利他の菩薩が必要(A・トインビー)

そして、自利利他を実践するのが、仏教で言われる菩薩だとも教えられています。

イギリスの有名な歴史学者、アーノルド・トインビーは「人類の将来は?」と聞かれ、こう答えています。

歴史家は過去のことは語るが、未来は語らない。
もし21世紀に、どのような人間が要請されるかという質問なら、答えられる。
それは大乗仏教の精神・自利利他の菩薩です。

大国が、自分の国さえ良ければ良い、と思っている傾向が強い今こそ、必要な精神かもしれませんね。

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